本日のお客様は新潟市東区にお住まいの T様 のペーパードライバー講習でした。
T様は、県外にお住まいでしたが、縁あって新潟市に来られたようです。
運転免許は3年前に長岡市の○○自動車学校の合宿免許で所得されましたが、新潟市で運転をしていたところ、目の前で交通事故シーンを目の当たりにして、恐怖で運転を控えていたそうです。
講習目的は、近所のスーパーまで行ける事、スーパーの駐車ができること、自宅車庫に入れられることなどについて講習しました。
自宅から目的地までのスーパーまで、カーナビ、スマホナビを入力してスタート。

T様のご自宅付近は住宅街のため、道幅が狭く、見通しが悪い交差点も複数あるので、運転するには厳しい環境です。
目的地までの道のりは、注意する場所、右折待ちでの発進判断、車線変更判断など指導しながら目的地まで走行しました。
友人からは発進判断など「今、行けるって」と言われるそうですが・・・
私のアドバイスとしては、判断は誰かの判断ではなく自分の判断に従って下さいということです。自分が「確実に行ける」と思えば事故になりません。自分が怖いと思う時は無理しないほうが良いです。
カーナビの入力ミスなのか?目的地でないゴールに到着💦
目の前のセブンに車を止めて再入力。
10分後に目的地スーパーに到着。
スーパーの駐車場の比較的に車が来ない場所を選び駐車練習開始。
最初はご自分でやってもらいました。
T様の駐車はとりあえず止まって全部ハンドル回すみたいな感じでした。
直接顔を向けて駐車しているが周りが見えていないようです。そして調整が効いていません。
何回かチャレンジするもしっくりきていないようです。他の車の迷惑になりそうだったので一旦は自宅に戻り、自宅車庫で練習開始。

実践的駐車練習その1
真っすぐに後退できるようにする。
この練習の意味はどちらにハンドルを動かせば車はどっちに動くのかを覚えます。バックが苦手な方は最初はほぼ逆にハンドルを動かします。
そしてわかってきたら
実践的駐車練習その2
サイドミラーで左に寄せる、右に寄せるを繰り返しバックの動きを体で覚えます。
バックが苦手な方は止まってからハンドルを動かす方が多いですが、動きながら車の動きを覚えます。どんな動きを車がするのか観察して調整を覚えていきます。
やり方は、左なら左にハンドルを動かし角度をつける。この時は最初から角度をつけすぎないこと。
ある程度に角度がついたらハンドルを真っすぐ戻して、そのままある程度下がる。
サイドミラーで確認して車後部が左の線にくっつく直前にハンドルを右に動かす。
この時のハンドル量は左に回したハンドル量と同じ。
車体が真っすぐになったらハンドルを戻す。
これで真っすぐになれます。
実践的駐車練習その3
いよいよ車庫入れ実施。
前進で自分の入れたい場所をイメージして車体後部が駐車場所を通り過ぎるころに斜めに前進する。この時は車体1台分以上は前に出ること。
ハンドルを真っすぐに戻し後退する。ハンドルが真っすぐかわからない場合は全部ハンドルを切った状態から2回ハンドルを戻すとタイヤは真っすぐになります。
最初は一発で入れようとはせず、途中でダメなら前進します。この時はできるだけ真っすぐに近くなるように前進します。
そうすると寄せる練習が生きてきます。
何度か練習するうちに感覚が養われてきます。
そして右バック、左バックと繰り返し練習します。
練習方法のまとめとしては、真っすぐ後退練習、寄せる練習、文章ではわかりにくいですが、サイドミラーを活用した場合は、例えば左バックをするとき隣に車が止まっている場合に隣の車に近づけますが、この時後退しながら隣の車と自分の車の隙間の空間を常に作ることです。当然反対のサイドミラーも活用して接触しないか確認します。
そして真っすぐにする直前に特に一番スピードを落として真っすぐにします。
最終的には回数練習が必要になりますので毎日車庫入れしてみてください。

何度か練習するうちに最初よりは上手くなりましたね。
次回は再度、車庫入れの練習と目的地を変えて練習しましょうね。
T様、本日はありがとうございました。
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